2020年、空調服の傾向

おはようございます。

藤田です。

 

先週都内で各作業服メーカーの夏物展示会が開催されました。

僕も相方と最終日の金曜に伺ってまいりました。

今が冬本番の非常に寒い時季ですが、もうすでにこの業界では

夏物が動き出しています!

 

今回、というより毎年夏物の展示会では空調服を扱っているメーカーは

どこも空調服に一番力を入れられています。

勿論今回もその傾向は変わりません。

 

そして、その中でも特に今年の大きな特徴としては

「風量とバッテリーの持ち時間」

これに集約されているといった状況です。

どこのメーカーにいっても

「うちは〇〇ボルトで〇〇時間持ちます」

といったこんな話からスタートになってきます。

 

では昨年とどのように違うかというと、

去年までの最大ボルト(約7ボルト)で継続時間が約8時間だったものが

今回のバッテリーでは中ボルトでこれと同じ位。最大ボルトだと約10ボルト位まで上がり

継続時間が約5時間位など。ちなみにこれはあくまでも例ですよ。

というのもそれぞれのメーカーによってここら辺はバラバラだかです。

更にメーカーによってはバッテリーの種類で最大ボルトを分けてるところもありました。

↑右が最大7.5V用で左が最大10V用のバッテリー

 

ただ、デメリットとしてこれだけバッテリーの機能が上がった為、

昨年までのファンと合わないという事があげられています

一応以前のバッテリーも在庫がある分は引き続き販売はするようですが、

これはちょっとマイナスな感じがしました。

 

このように今回は各社揃って風量を競い合ってるのが目につきました。

 

そしてデザインもどこのメーカーも色々考えてきていました。

特にハーネス対応とベストタイプはどこのメーカーも新しいのを出していました。

 

さらには収納を意識した機能タイプや、自治会、イベントなどの着れるタイプ、そして完全にレジャーとして

女性でも着れるタイプなども新作ででておりました。

 

ポケットがたくさんついていり作業は勿論、釣りなんかでもよさそうです。

 

こちらは自治会などの交通安全などで着られるには最適ですよね

 

これは女性がデザインしたらしく、アウトドアで着こなすには良いかと思います。

 

また、最近は空調服を着られる方は空調服の下に保冷剤を入れたベストを着られる方が

多くなっているとの事でした。

空調服だけでも効果はありますが更に服の中で冷たい風を起こし、より一層涼しさを

求められいるのが現状です。

また、予算的に空調服までは厳しい場合は、このベストを支給される企業様も増えております。

保冷剤も付いて販売されている為、これ一式でも十分熱中症対策として活躍できると思います。

 

このように今年の空調服はバッテリー、ファン、デザイン全てにおいて、昨年までより更にパワーアップしたのを

感じる事ができたのと共に、用途の幅が更に広がり色々な方の熱中症対策のお役に立てるようになった事を

実感致しました。

 

今年もきっと早い段階からご購入を考えていらっしゃるお客様は動かれます。

暑くなってからではこの空調服に関しましては遅いです。

ご検討されるお客様は早めに動かれる事をお勧めいたします。

そして、少しでも快適な夏をお過ごしできる事を願っています。

 

以上、本日は「2020年、空調服の傾向」でした。

 

では、また。

 

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